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高収益企業のスタートトゥデイに期待する“柔軟性とスピード感”

toom300(個人投資家)
2015-10-05 10:01
総合コメント
事業概要(製品・サービス)
ビジネスモデル

この企業の事業内容は、日本最大の衣料品ネット通販「ZOZOTOWN」とファッションメディア「WEAR」を中心に運営している会社です。 アパレルブランドからの受託販売手数料が主な収益源となっています。

業種は『小売業』ですが、私自身がこの会社に注目していることは在庫を持たない、いわゆる『場貸し』ビジネスを展開しているという事です。その為、非常に高い利益率を誇る優良企業です。スマホを使ってのファッションビジネスが、若い人を中心に需要がとても旺盛です。

また、従業員の平均年齢も若いのですが、顧客となるターゲットも若年層が多いので、トレンド対応に敏感であることも強みです。若さゆえの、「良い積極性」を感じます。今期、始めたばかりのフリマ事業にも着目しています。

ここからは、業績面を見ていきます。 衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」の商品取扱高は1537億円と38%増と出展企業からの手数料収入が増えており、純利益は過去最高です。もちろん、その他売上高、営業・経常利益共々増益です。(下記グラフ参照)

株式会社スタートトゥデイのPL (損益計算書) 5年分

PER、PBRともに競合他社と比べると割高感はあるのですが、ROEを見ると、非常に高い数値であることが分かります。

スタートトゥデイの ROE:40.42%

ユナイテッドアローズ(7606)の ROE:20.19%

株主資本を使って非常に高い収益を上げていることが分かります。

ここ昨今ではROEが注目されていますが、自分はROA(総資本利益率)にも着目しています。ROAは自己資本か他人資本かを問わず会社が保有している資産を使ってどれだけ効率的に運用しているかを指しています。 併せて、自己資本比率も着目する必要があります。

ここ最近の企業の動きとして、自社株買いをしてその後、消却というのが多いからです。 株主資本を減らすことで、利益が同じでもROEが上がってしまいます。 ですので『ROE』だけを見るのではなく、併せて【自己資本比率】も見る必要があります。 自己資本比率をみれば、財務状態が安定しているかどうかが分かるからです。

ROEは今のところ、上場企業全体で概ね5%程度で高い方だと言われていますが、ここは21.8%と4倍以上の高い数値です。 更に、ROE・ROA・自己資本比率も高いため、かなりの優良企業であると見ています。有利子負債が“0”であるという事も強みです。 外国人持ち株比率も36.2%と高めです。裏を返せば外国人投資家の注目が高く、今後の株価上昇期待が強いという事でもあります。 株主還元の一環としては配当性向40%をメドに増配中でもあります。

若く、アグレッシブな企業が日本のこれからを担う若い層をターゲットとし、展開していくビジネスに自分は期待しています。何よりもこの移り変わりの激しい社会の中で絶対的に必要となってくる『柔軟性』と『スピード』があると感じているからです。

株価については、先ほども書きましたがPERとPBRが高いため、今は外部環境に振らされて行ったり来たりをしていますが、安いところでは底堅いです。実際、最近の底値からの戻りは、かなりの勢いを感じます。(チャートで確認してみてください)

私は、この会社のビジネスモデルと今後の将来性があると感じます。 『成長・優良・高収益企業』です。

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    toom300 | 2015-10-05 | 個人投資家 | 0コメント
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