独立系の雄、レオスが買う銘柄の共通点は?
こんにちは。
シェアーズの山口です。
世の中には、優秀な成績をおさめた投資ファンドが多くあります。
年収100億部長で有名になったタワー投信の一時期は、年率80%を超えていたとも。
こういったファンドの銘柄を知るのはとても参考になります。
では、そのようなファンドが組み入れている銘柄をどうやって見つけるのか? というと、
たとえば、このサイトで
大規模機関投資家が買っている銘柄がわかります。
今日はその中から、レオスキャピタルワークスがファンドとして買っている銘柄 の特徴をみてみたいと思います。
実はこのレオスのファンドマネジャーは、シェアーズの新卒第一号社員だった 佐々木さんなのですね。今や第一線で活躍するアナリストです。
余談ですが、シェアーズは良い銘柄だけでなく、人材も輩出しています(笑)。
古くからこのメルマガを読んでくださっている人には馴染みのある丸山さんは、 GMOグループの経営企画で活躍し、その他、クリック証券のIR担当となったSさん、 プライベート・エクイティファンドのディクレクターと結婚したNさんなど多彩です。
投資銀行やファンドを目指される方はぜひレビューを書いてみてください。 良いものは、20,000人に配信され、目に止まればデビューの道もあります(笑) レビューを書きたい方はこちら→
さて、肝心のレオスのポートフォリオですが、下記の企業が最近の投資銘柄の ようです。しかし見たところさっぱり投資ロジックがわかりませんでした(^_^;)。
山一電機株式会社 ジェイコムホールディングス株式会社 株式会社大塚家具 株式会社フィックスターズ 株式会社セプテーニ・ホールディングス 株式会社スノーピーク
しかし、重要なことがわかりました。 それは「バランスシートがとても美しい」ということ。 現金をたくさんもっており、自己資本が厚く、借金が薄く、運転資金のバランスが良く、 余計な投資(無形固定資産等)が少ないということです。
山一電機がこちら。黄色の自己資本が厚いです。水色の現金の多く、運転資金もよい おまけに割安です。
ジェイコムホールディングス株式会社はどうでしょう?こちらも借金を含めた負債が 現金と売掛金の範囲にきちんと収まっています。
親子喧嘩で娘が経営権をひきついだ株式会社大塚家具のバランスシートもまだ盤石で、勝負が打てます
株式会社フィックスターズ、株式会社セプテーニ・ホールディングス、株式会社スノーピークは 続けて貼ってしまいます。どれも綺麗なバランスシートをしています。
どうでしょう?どれも似た形をしていますね。黄色の自己資本が厚い、水色の現金や売掛金が、負債の 赤い部分を大きく上回っているなどです。
今のEU離脱問題のように、マーケットの混乱が起きやすく予測がつかないときにはとにかく財務状態が よい会社(変化に対して余力のある会社)を持っておくのが防御戦略になるのでしょうね。
さて、皆さんの投資先はいかがでしょうか?
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(今日の一言) 今日は各地で猛暑でしたね。一方、軽井沢は涼しくて過ごしやすいです。 でもここに1人で住んでいると、ときおり本当に人恋しくて泣きたくなります。 「さみしがりやの1人好き」という性分はなかなかやっかいです。 猛暑の東京で人に会うか、涼やかな軽井沢で孤独に耐えるか、うーむ、悩みます。 とりいそぎ、バーにでも顔をだしてきます。