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投資にどうしても必要な3つの要件

b6PZ.DnEt(アナリスト)
2016-08-08 19:01

こんにちは。

シェアーズの山口です。

今日は結構、重要な話をします。

成果を上げるヘッジファンドのプロが投資するときには、

何を見ているのかです?

四季報のスクリーニング?

チャートの形?

Yahoo!掲示板(笑)?

まさか。

そのようなもので勝つことはできません。

それに、もはやスクリーニングで収益を得られる時代ではありません。

なぜなら、

“そんなことは誰でもやっている” からです。

それに、PER6倍の割安株には、それなりの理由があります。

ずっと待っていても無駄でしょう。

では、どうすればいいのか?

投資で利益を上げ続けるには、「他の人が見ていない」、

もっと深い根っこの部分を見つめる必要があるということです。

「そんな深い分析はできないよ、時間もないし。」

もっともな答えだと思います。

確かに普通の個人投資家は、時間もないし、それほどの気力も持てないでしょう。

でも、それが簡単にできる効率的な方法を知っていたとしたら?

正直、シェアーズでは、一社当たり、40時間ぐらいかけて分析します。

ただ、一日(3時間)ぐらいの分析でもかなり精度の高い分析ができる方法論をもっています。

その方法論の一端をご紹介します。

それは、投資可能性について、3つの条件を考えることです。

その三つとは、

割安度であること

来期業績がよいこと

長期経済性(5〜7年後)が見通せること

です。

割安度は、投資の基本です。

割安度指標には、PER、PBRだけでなく、EV/EBITや

企業価値評価(DCF)による評価を使います。

バリュエーションマトリクスでいえば、★3つ以上ということでしょうか。

しかし、過去の利益や資産をもとにした割安度だけでは判断できません。

投資で重要なのは、過去でなくあくまでも将来です。

ですから、来期の業績を考えます。

来期の業績が良好(可能であれば上方修正)であれば、

株価は短期に跳ね上がることもあります。

しかし、これには、徹底的な取材が必要です。

IRへの電話確認はもちろんのこと、必要に応じて、

トップマネジメントへのインタビューや、店舗に足を運んだりします。

これは個人投資家でも、ノウハウさえ知ってしまえば、十分可能です。

特にIRへの電話確認は、基本的な質問事項さえ知っておけば、15分でできます。

秘密のノウハウはこちらにまとめています。

http://valuationmatrix.com/reviews/172

最後に、その会社の長期経済性が信用できれば、“安心感”が加わります。

少しぐらい株価が落ち込んでも、気分のほうは落ち込みません。

長期経済性を見抜くには、業界や事業の構造分析ができなければなりません。

これは誰も教えてくれません。もちろん本にも書いていません。

ですが、基本的なコツさえつかんでしまえば、案外、簡単に出来てしまいます。

さて、この3つを跳び箱に例えるならば、

割安度が、 「跳び箱の高さ」

来期業績が、 「踏み切り盤」

長期経済性が、 「マット」

といえると思います。

3点そろって、はじめて投資ができるということですね。

皆さんの投資銘柄、もう一度チェックしてみたらいかがですか?

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    b6PZ.DnEt | 2016-08-08 | アナリスト | 0コメント

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