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良品計画のビジネスモデルについて

tiw(アナリスト)
2015-09-06 10:56
ビジネスモデル

「無印良品」を展開

無印良品は衣服・雑貨、生活雑貨、食品などの分野で7,000品目の商品を販売している。商品の企画・開発は社内で行い、製造は外部に委託する形のSPA(製造小売)モデル。商品開発においては、「素材」(再生素材や資源を無駄にしない素材)、「工程」(無駄な工程を見直し廃棄物を少なくする)、「包装の簡略化」の3つの視点を基本にしている。「実質本位の商品を安く」という思想で既存商品に見られる無駄を排除し、ロゴ無し、キャラクター無しのシンプルさと価格に対し 高い品質をブランド・アイデンティティにしている。生成りのシャツや白一色の単機能CDプレイヤー、白の半透明プラスチック製衣装ボックス等がこれまでのヒット商品。ウールや麻の 衣料・ファブリック製品や木製家具といった天然素材製品で差別化を図っている。

国内事業の営業収益に占める構成比は66.1%、営業利益は同じく52.4%。国内店舗401店(内直営店284店、一般供給先63店、西友内店54店)とインターネットで販売しており、またコンビニのファミリマートに商品を提供している。国内の商品別売上構成比は、衣服・雑貨が36.9%、生活雑貨が53.5%、食品が8.2%。 海外事業の営業収益に占める構成比は29.6%、営業利益は同じく30.5%。近年は毎年50店舗程度出店 しており、海外店舗数は301店舗。中国(128店)、台湾(33店)、香港(14店)、韓国(14店)な どアジア地域に228店舗出店している。特に中国の店舗数が安定して増加している。ヨーロッパは イギリス(12店)、プランス(12店)、イタリア(9店)、ドイツ(8店)など63店舗を展開。

16/2期1Q(3-5月)業績

営業収益774億円(前年同期+16.1%)、営業利益95億円(同44.1%)、純利益60億円(同+65.0%)と大幅な増収増益。主な要因は東アジア地域事業が好調なためで、同事業の営業収益は+68.7%、営業利益+ 173.2%と大幅に伸長。特に中国での出店が加速しており、また定番商品の在庫水準を引き上げで販売機会ロスが減少。中国での売上高は+93.9%と大幅増で、5月末時点の中国での店舗数は前年同期から27増の128店。国内事業は営業収益同+3.3%、営業利益+8.1%。東アジア地域事業が計画を上回って伸びているため、中間・通期業績見通しを上方修正。通期業績は営業収益を2,901億円から2,960億円(59億円増)、営業利益を300億円から320億円(20億円増)、純利益を188億円から201億円(13億円増)にそれぞれ引き上げている。

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    tiw | 2015-09-06 | アナリスト | 0コメント
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